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「え?」
「イイから変身してみな。」
「うん。変身。」
ーソードフォーム待機音ー
「よっしゃ!んなもん俺様が出来ねぇわけねぇだろ!いくぜ良太郎!」
………………が、モモタロスがいくら良太郎に憑依しようとしても出来ず通り抜けてしまう。そして、ソードフォームにも一向に変身出来ない。
「おいおぃ…嘘だろぉ…。」
「そんな…変身が出来ない…。」
「え、そんなハズはないよ。先輩が疲れているからダメなんじゃない?僕に変わってよ。」
ーロッドフォーム待機音ー
「いくよ良太郎。」
「うん、良いよウラタロス。」
が、ウラタロスも同様に良太郎に
憑依出来ず、変身出来ない。
「ワイに任せぇ!こーいうのは本当の男にしか出来へん!」
「わーい♪わーい♪僕のばーん♪」
「臣下達よ、私がお手本を見せよう。見ておれ。」
が、キンタロス、リュウタロス、ジークも同様に憑依も変身も出来ない。
「良太郎、ライナーフォームはどうかな?アレだったら出来るはずだよ?」
「そ、そうだよね。ライナーフォームなら。」
そんな事を思いつつ密かな希望を持ちながらライナーフォームになろうとするが、デンカメンソードが現れない。
「どうして…。」
「やはりな、思った通りだ。今回の戦いの後遺症で、良太郎、お前の特異点の特質が無くなっている。だから、イマジンが自分たちのオーラをフリーエネルギーに変換しようとしてと無理なんだ。」
「え、つまりどう言うことなの?」
「つ・ま・り・だ!良太郎、お前はもうデンライナーには乗れないんだ!」
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