雪のとばり
2/7
読書設定
目次
前へ
/
22ページ
次へ
ばしっ!ドスっ!! ずざざざっ!! 『くそっ!お前顔覚えたからなッ!』 鈍い喧騒の後に聞こえた罵声。 それに応戦するように ふんっと鼻で笑う少年が僕の前に立っていた。 『ほら、けん。』 少年の手から零れ落ちて僕の手に転がってきたのは 小さな薄いブルーのビー玉だった。 『帰ろう。』 涙でグシャグシャになった視界に少年の右手がうつる。
/
22ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!