廃墟は遊び半分でいっちゃダメ

2/3
前へ
/183ページ
次へ
今回は作者の友達の話です その友達を零奈ちゃんとします 零奈ちゃんは霊感があります なので肝試しにはよく誘われるそうです でもあの事件以来あまり行かなくなりました それはびゃっくんと零奈ちゃんの親同士は中がよく、びゃっくんのとこのお寺と零奈ちゃんの家も近くなのです なので一緒にO県におじいちゃんの様子見ついでに遊びに行くことになった時のことです 数人友達もいるみたいで親達が家でなんやらしてる間に遊ぼうと言うことになりました そして行くところは廃墟に決まりました 男はAくん、Bくん、びゃっくん 女はCちゃんDちゃん零奈ちゃん です 零奈ちゃんは塩をラップで小さく分けて入れ、持っていったらしいです 待ち合わせの場所にはみんないました 零奈「これ!もっとくんよ!!」 みんな取ったのを確認し 零奈「なんかあったらその塩をなめるんよ? 全部なめたらダメやかんね?」 そして出発 自転車でもそんな遠くなく、いかにも人が住んでなさそうな一軒家だったらしいです 零奈(危なそうには見えない びゃっくんもニコニコしてるし…) びゃっくん いつもニコニコしてますが、ホントに危ないとこの前とかでは顔が真剣になります 零奈ちゃんよりも実際はびゃっくんの方が霊感が強かったりします みんなで入ると昼なのに中は暗かったらしいです なので携帯の明かりを頼りに進んで行きます 2階に行こうとしたとき 零奈(うっ…!ダメだ! 上は危ない!!) 零奈ちゃんが言おうとしたとき ビャックン「それ以上行かないで」 びゃっくんが真剣にみんなに言いました なのにAくんだけ聞かずに行ってしまったらしいです すかさず、びゃっくんが走って追いかけました A「うわぁぁぁ!!!」 A君の叫び声が聞こえ、A君が転がり降りてきました ビャックン「早く逃げて!」 びゃっくんに言われた通りみんなは玄関に走っていったらしいです が…扉が開かない 零奈「なんで?なんで開かないんよ!」 零奈ちゃんが後ろを見ると黒いものが迫って来てたらしいです 零奈「みんな塩を舐めて!」 みんな慌てて舐めたんですが…
/183ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加