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そして野球も最終回に近づいた時…
ゴロゴロゴロォォ!!
「か、雷!?」
雷がグラウンドに落ちたのだ
そしてその落ちた場所には…
「ペリー!!お前ら!!救急車を呼べ!!じゃないとあばらを折っていくぞ!!」
芭蕉先生が声を上げて叫ぶ
いったい何が起こったんだ…
「いいか?お前ら…うろたえずゆっくり、落ち着いて俺の話を聞くんだ」
僕を含め他の慌てている生徒に先生は語りかける
「ついに来やがったか…お前らこの学園の生徒は来るべき魔王に対抗するための戦士を育成するために集められた精鋭なんだ…」
……知らねーよ
なにその後付け設定
「そしてペリーはお前らを育て上げるための工作委員だ…クソ!!あのペリーがやられるなんて」
なにを…
ただの事故なんじゃ
ゴロゴロゴロォォ
ゴロゴロゴロォォ
「ぎゃあぁあぁ!!」
「ぐぁぁぁぁあ!!」
他のクラスでも同じく工作委員であろう人達が次々雷に打たれていく
…どうやら本とらしいな
「ついにきたな芭蕉」
「あぁ…聖徳…奴は…魔王は今どこに」
「まて、今俺の冠位十二階で…っ!!」
聖徳太子先生は目をカッ!!
と見開くとガクガク震えだした
「どうした!?聖徳!!」
「…芭蕉…奴は……この上にいる」
「なに!?」
そして
ゴロゴロゴロォォ!!
「ぐぁぁぁぁあ!!」
「聖徳!!」
「愚民どもが…我を倒すだと?」
雷雲から魔王らしき人物が舞い降りてきた
でもまて、見たことがある
すんごく見たことがあるんだ
だって…
あれは…
「……卑弥 呼」
「…一茶か」
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