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ある台風の日、僕は可愛い彼女に呼び出された
名前は『卑弥 呼』(ヒミ コ)
こいつとは付き合って長い、長すぎである。
なぜここまで長いのをおすのかというと家がお隣なのだ
いわゆる幼なじみなのである
幼なじみといっても、
夜な夜な窓と窓を渡り
『遊びにきたよっ』
などと甘いイベントが発生するわけがない
なぜかというと僕の部屋には窓がないからである
お母さんに窓がないと言うと
『……小松菜』と言われた
僕のお母さんには自我が無いらしい
そんなある日の出来事だった
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