98人が本棚に入れています
本棚に追加
くそ…
やめろ…やめろ!!
やめてくれ…これ以上…
俺から大切なもんを壊さないでくれ!!
「一茶、それは元カノへ対してのお願いか?それとも魔王としての私へのお願いか?」
「……卑弥、なんでこんなことすんだよ!!」
「なんで?…そんなもの魔王だからしか言いようがないわ」
「ざけんな…そんな訳のわからねぇ理由で人を殺させてたまるか!!」
「一茶…逃げろ」
「せんせい!!でも!!」
「お前じゃこいつは倒せない…だからにげ」
ズバァァアァァ!!
「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」
卑弥呼が手を振りかざすだけで体が真っ二つに避けた
「先…生」
「セニョリータ!!一茶君、逃げ」
パァァァン!!
卑弥呼の容赦ない一撃は一茶を逃がそうとした利休の頭を殴り、そのまま帰らぬ人へと変えたのであった
「や…めて…くれ」
「ククク…聞こえんなぁ!!貴様は元カレの情けで助けてやっておるのだ…でしゃばるな」
みんな死んでいく
卑弥呼になすすべもなく散っていく
クソ!!
僕にはなにもできないのか!?
「一茶君…諦めちゃだめだよ」
最初のコメントを投稿しよう!