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「はぁ…宮田」
「なに?」
「もう気が済んだか?」
「な、なにが?ってタマ!?」
俺はジャージの上着を脱ぎ捨てた。
「愛してるって気が済むまで言わせろって言ってたろ?」
「えっ、あっ…うん!!まだ言い足りない♪」
宮田の手が俺の頬に触れる。ひんやりしていて、気持ちがいい。
「タマ、今からお前を抱く」
「来いよ…」
俺が静かに微笑むと、宮田はどこか嬉しそうに頬にキスをする。それから瞼。
「タマの全てが愛しい…。愛している」
宮田の熱っぽい声が聴こえたかと思うと、深いキスを交した。
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