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玉森が部屋から出て行くと、二階堂はニヤリと笑い手を数回叩いた。
「お呼びですか?」
天井裏から出てきたのは二階堂が創ったアンドロイドの千賀だった。
「録画は?」
「おはようからおやすみまでバッチリです」
そう言って、千賀は手にしていたハンディカムを二階堂に渡した。
「さすが、出来る子だ」
二階堂の楽しみ。玉森を観察し、萌えを教え込むこと。
「行け千賀!!裕太の■■なシーンを撮影するんだ!!」
二階堂の号令に千賀の目がキラリと光った。
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