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階段には赤い絨毯が引かれており、その両脇にメンバーが並んでいた。
全員、俺達の姿を見るなり祝福の声を投げかけてくれている。
誰も反論がない。俺達は認められ祝福されているんだ。
「行くぞ、……旦那さん」
呼び慣れない言葉を戸惑いながら…照れながら言う玉森がより一層愛おしく思えた。
繋いでいた手を離し、腕を組んで階段を降りる。
ぴったりとくっつく玉森の温度。
俺、今ならなにされても構わない♪
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