『本当の言葉』

流れ、流れてここに留まり続けてる。｢空｣と書こうとして｢青｣と書いた。　それぐらい私の中で思い描く空はいつも鮮やかなのに･･･心の中は一向に晴れなくて誤魔化し生きる毎日で心が折れそうになる。どうしたのかと問われればたくさん答えは出てくるのにどれも言い訳みたいに聞こえる。こんな私が弱いだけなのかそれとも本当に現実が厳しすぎるのか誰か答えてくれないか？逃げ続ける兎みたい泣き腫らした目は赤くて前もよく見えない。何が本当なのかわからなくなるくらい私の世界は壊れてしまった。どんなに強がっても所詮は18にわずか満たない少女だと自分が嫌になる。｢帰りなさい。｣わかっているよ。でも　帰って待つのは真っ暗な家。温かい明かりなんてもぅ　しばらく見てない。そしてもぅ　戻りはしない。もぅ　戻りはしない･･･大切な人が居た時でさえ失う予感眠れぬ夜休まる場所なんかなくて。何が本当なのか誰か答えてくれないか？身近な人程、嘘つきで現実を隠してしまうんだ。誰が味方なんだ？口先ばかりの言葉や建前なんかいらない。本当の言葉をくれないか？嘘をつくのが『大人になる』ことなら私は大人になんかなりたくない。

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