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1人の少女がとある家の浴室で聞きました。
「ねぇ、それで何するの?」
漆黒でロングヘアーの女性が答えました。
「こうやって――――――――しっかりしなさい!!!本当使えない―――――――こうするのよ?」
虐待用の風呂でした。
手足を必死につかい断末魔の声さえ出せないその子どもは、今にも死にそうでした。
バシャバシャと弾け飛ぶ水に、少女も女性も気にしていませんし、もがき苦しむ子どもは当然でした。
けれど女性は、水面に一瞬だけ上がってきた子どもの顔が苦しみに歪み真っ青……青紫色になっているのを見て大笑いしていました。
「ふぅん」
頭から全身……水につけられ、ついには動かなくなった子どもの身体はふやけてきています。
それをじっと見たあと、ツンと突きました。
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