小さな命。

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「えー?お姫様ってどこのお姫様なの?」 「花の森のお姫様ー!」 「そっかー!ゆいちゃんはお花のお姫様なんだー!」 二人は顔を見合わせてきゃっきゃと笑い合った。 ひとしきり笑い終え、隼人は結衣の手を取りこんなことを言った。 「ゆいちゃんはぼくのお姫様だからね!なにかあったらすぐ助けに来るからおっきな声で僕のこと呼んでね!」
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