*わたし、あなた*

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俺は教室に戻り 席についた。 また誰かの 会話が聞こえてくる。 「あたしは一生処女でいい!!」 どんな会話してんだよ。 俺はそう思って 会話が聞こえてくる 斜め後ろをみた。 そこにいたのは 中山沙耶だった。 「噂って単なる噂にすぎないね。中山沙耶ちゃんは処女だってさ!!」 「うわっ!!一也盗み聞きしてたのかよ。」 「そうゆう隼人も盗み聞きしてたんじゃん。どっからすぐヤらせてくれるなんて噂、たっちゃうんだろうね。可哀想に」 「別に俺には関係ねぇし」 この時はまだ知らなかった。 これから俺が 本気の恋をすることに…
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