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「なんだこれ…。」
倉庫の中から一つの箱を見つけた。
「じぃ!これはなんだい?」
僕の家には執事である牧田早史(マキタソウジ)、通称じぃが居てくれる。
何をするにも付き添ってくれる優しい人だ。
「坊ちゃま…それは決して開けてはならぬパンドラの箱…もし開けてしまえば坊ちゃまは坊ちゃまでいられなくなりますぞ。」
「へぇ~」
パカ
その先僕がどうなったかは覚えていない。
ただ一つ言える事がある。
それは
僕が5歳だという事だ。
―――――――完――――――
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