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「………はぁ?」
心底どうでもいいと言うより、理解出来ないと言う感じだ
「…え!?…そ、そう言うのって、照れない?ほ、ほら!!なんか…え~と……照れるよッ!!!」
自分でも言ってて訳が分からなくなった、そんな茜に葵は一言「…小学生か」と言い放った
「…だっだって!…浪江先輩!全然そんな感じじゃなかったし!なのに!」
「主旨(しゅし)がズレている。」
「……なんの話し…だったっけ?」
「栞が浪江の頼みを了承した理由だ。」
気が付くと葵の話し方が普通に戻っていた
いつの間にか、葵の皿は空っぽになっている
「……。」
「……」
なんとなく続ける言葉が見つからない
「……おかわりいる?」
「お前がそんなに話したくないのなら別に構わない。浪江本人に聞く。」
「ダメだよッ!?話すから!!だから聞くな!!」
「……。」
と言っても……今から話すこれは、葵を絶対に怒らせる
栞から聞いた、今回の企画の策略…
「……浪江に聞いた方が早い」
「待って!!待って下さいッ!!話すから!!話すけど…」
「けど、なんだ。」
「…え~と」
「浪江に」
「あーーッッ!!?だから!!今回の企画ッッ!!
浪江先輩の恋の作戦なんだよ!!!」
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