50万の女

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こんな事してはいけない… ロクな物が出てくるのは分かってる… でも… どうしようも無い衝動に駆られ携帯を見てしまった… しかし、特に気になる物は無かった… ふと鈴木とゆう人物を思い出した… 『鈴木カオル』は正治の後輩で馬が合うのか、遅くなったのはカオルと居酒屋で盛り上がり、遅くなったとの事だ。 今しかチャンスは無い! この人に聞いてみよう、とアドレスから鈴木カオルを探し電話をかけた。 しかし、電話口に出たのは女だった。 鈴木カオルは、鈴木薫女だったのだ… もちろん、その後は修羅場だ… 一ヶ月程争い、そして最終的、解決策は、お金だった… 正治は薫に50万で俺の事は忘れて欲しい… 薫は何も言わずに金を受け取り、去った…。
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