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ここは空中都市の端にあたる場所
空中都市からはいつでも下界へ下りることができる
下りたら高所落下で死ぬだけだが…
そんな端っこに二人の男がいた
「ひぃぃ!や、やめてくれぇぇ!」
一人の男は身体中から血を流し怯えていた
「あ?うっせぇよ…喧嘩売ったのはてめぇだろ?」
もう一人の男は両手に大きな鎌をもち残酷な笑みを浮かべた
「わ、悪かった!あ、謝るから!許してくれぇ!」
血だらけの男はまだ許しを請うていたが鎌を持った男はゆっくりと近づき鎌を振り下ろした
「あ…がぁ……あ……」
血だらけの男は何も言わなくなった
「けっ…消えろ」
鎌に屍を引っ掛け下界へと落とす
「くくく…」
不気味な笑いを残して鎌を持った男はその場所をあとにした
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