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先程鎌を持っていた男はどこかに鎌を隠し高層ビルが建ち並ぶ道を歩いていた
「くくく…容赦ないですねぇ」
ふといきなり暗闇から声が聞こえた
「あ?るせぇな…仕事はきっちり…ったりめぇだろが」
鎌を持っていた男は暗闇を見もせずそう返す
「ふふ…結構です…仕事はしっかり見届けましたよNo.6」
「次の仕事は?」
「しばらく休んでいて下さい…」
「ん…了解」
No.6と呼ばれた男は返事をしたあと、また歩き出した
「さて…次は…」
暗闇から声の正体が現れる
真っ黒なスーツの上下に黒い帽子
髪は緑で帽子からはみ出している
「おやおや…次は高校生ですか…可哀相にね…くく…」
にやりと顔を歪ませると突如姿を消した
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