第3章

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「はぁ? 意味わかんねえし。つーか、なんで俺がじい様の孫なんだよ? って話聞いて……コレ何?」 俺が話しているにも関わらず、紅蓮がめんどくさそうな顔をしていた。と、思ったら、紅蓮が仔犬みたいな姿に……え、もっくん? 『コレ言うな』 「……もっくん?」 どう考えても、もっくんだ。というより、物の怪? ……なるほど。 「物の怪だからもっくんなんだぁ。誰が名前付けたの?」 もっくんの頭を撫でてみる。とても紅蓮と同一人物には見えないくらい、かわいい~
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