第1章

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「……俺の名前は、安倍刹那だ……」 「……」 沈黙が流れる。 何で同じ姓を持っているんだ!? 俺が混乱していると救世主が現れた。 「おい。お前、過去に来たことを覚えているのか?」 ……覚えてたよ…… 「そちらの方は?」 「俺の式神の星雲です」 星雲は、長身で淡い青色の髪と瞳をしている若い男だ。 「天華も出てこい」 「仕方ないな」 「こっちは天華。天華も俺の式神です」 天華は、金色の長い髪と瞳をしている妙齢の"女性"だ。
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