第1章

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うるさいなぁ。別に、俺が悪い訳じゃないのに…… 「そんなに怒んな、星雲。ほら、天華も何か言えよ」 「そうだな。刹那、お前はこの状況が分かっているのか?」 天華が怒りを含んだ声で答える。 「うっ……」 ヤバイ、本気で忘れてた…… 「あのー、誰と話しているんですか」 見えない、んだな。 「俺の式神って言ってもわかんないよね……」 別に慣れているからいいけど。説明するのがだるい。 「式神だと?」 「凄いんですね! 自分の式神を持っているなんて!」 ! 式神を知っているなんて思わなかった。
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