第1章

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「ありがと。ところで、ここはどこ?」 「都で……」 「あー、もういいよ。ありがとー」 やっぱり、過去なんだ。聞くんじゃなかった…… 「さて、どうする? ここマジで平安時代じゃん。どうするんだ?」 「あのー、困っているなら、うちに来る? 何か助けることが出来るかもしれないし」 野宿は嫌だし、悪い人じゃないな、こいつ。人を疑うことを知らないのか? 「じゃあ、お言葉に甘えて」 よし、これで寝床ゲットだ! 「行こう、もっくん」 俺は昌浩ともっくんについていった。
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