第一夜

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妖怪探偵事務所 「これがその卵ね」 そういってTシャツにジーパンの中年の男~桜野祐樹【サクラノユウキ】はそういって卵を机の上に置く すると向かいで座っている巫女服少女は 「ドウ見てもレム魚の卵だな」 少女は続けて 「依頼内容は?」 祐樹はそう聞かれ 「この卵を調査し鑑定すること」 そういって卵に札を貼る 「調査って言ってもさ、もう結果でてるじゃん」 少女は卵をなでるように触れる 「気をつけろよ」 祐樹は警告するが 「私を誰だと思っている?」 そういって祐樹に顔を近づける 「へいへい神様ですよ」 祐樹はそういって少女の頭をなでる 「お前、やっぱり馬鹿にしてるだろ」 少女はそういって祐樹を睨む 「そんなことは無いさ さて、始めるか」 卵を持ち上着を羽織る
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