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「おーい、紅助~?マジで歩くんですかー?結構距離あるぜ~」
「いいのいいの。田舎者としては江戸の町を観て廻りたいんだもん!」
「へいへい、そうですか。おじさん、歩くのしんどいなぁ…」
「ちょっとっ!せっかく私が遊びに来ているのに、何そのやる気の無さはっ!!」
「いや…やる気ってなにも…こっち来るって連絡も昨日だったじゃねーか」
銀時が半ば呆れ顔で反論している間に紅はズンズン先へ歩いて行ってしまう。
「おーい、銀さんは老体に鞭打って重たいスクーター押して歩いてるんだからね。少しはゆっくり歩きなさいって、迷子になるぞー?」
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