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さすがに大都会大江戸で迷子はマズイと思ったのか、紅は歩調を緩め銀時と並んで歩く。
「よしよし、いい子だな、紅助。」
「『紅助』はやめてよ。」
「いいじゃねぇか、猿回しの猿みたいで。今みたいにちゃんと言うことも聞くしなぁ。」
「じゃあ私も銀の事、パーマって呼ぶ。」
「あっっ!?人の身体的特徴をあだ名にするのはどうかと思うよ?銀さん泣くよ?」
「泣け、天然パーマ」
「ああっっ!!!?なんか傷付く単語増えてない!?」
「気のせいだよ、天然パーマのおじさん。」
「…あ…何でかな?前が霞んでよく見えないや…」
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