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ここは日本
そしてルインの現在地は
[東京]
渋谷の道を歩く
車が至るところを走る、そして無法地帯と化した日本では車は止まる事を知らない。
さらに喧嘩や争いが起これば必ずしも一人は死ぬ。
死骸は処理されず、残されたまま。
銃声がよく鳴り響く。
「これは命令、ミッションだ。邪魔者は排除、仕方ないか」
少し俯くルインだが。
剣を振ることは止めない。
骨ごと切り裂く鈍い音が鳴る。
「や・・めて・・くれ」
眼鏡をかけた
少年の両腕は既にルインに切り裂かれ。
千切れた腕からは血は止まる事は無く。
力無くして息を引き取る少年を見てルインは
「すまない」
そう言い再び歩きだす。
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