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あたしは今、祐也の家にいる
あんな怖い事の後、1人でいたくなかった
そんなあたしの気持ちを知ってか、祐也は何も言わずに家に入れてくれた
「ちょっとお茶くんでくる」
あたしは返事をする代わりに、1回、首を縦に振った
祐也が部屋から出ていくと、あたしの目から涙が溢れ出た
怖かった、怖かった…
祐也がそばにいてくれてよかった
安心したからか、止まることを知らないあたしの涙は、頬を流れていった
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