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華「あの、私は怪しい者ではなくて…そのよく分からないんですよ。気がついたらここにっていうか、その…」
その女の子は優しく微笑み、
優「大丈夫だよ。そんなに慌てなくても。とりあえず…一緒に来てくれる?理事長のところに行こう。」
華「あっ、はい…」
理事長とか、よく分からなかったが、どうやらここは学校らしい。
とりあえずここはこの女の子について行くのが得策だろう。
優「ところであなた、名前は?」
華「あっ、はい。私は伊藤 華菜
(いとう かな)です。」
優「華菜ちゃんね。私は黒主 優姫(くろす ゆうき)だよ。よろしくね。」
華「はい。知ってます。」
優「えっ?知ってるの?」
華「あ…いえ…」
優「だよね!さ、行こ。」
私自身も分からなかった。
なぜあんなこと言ったのか…
優姫さんとは初めて会ったし知ってるはずがない。
きっと混乱してて変なことを言ってしまったのだろう…
私はそう思うことにした。
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