第一章

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近くで見るセンセイの顔は、まつ毛が長く、やっぱりイケメン。ついつい髪に手を伸ばし、センセイに触れてみる。サラサラした髪がなんだかくすぐったい。 センセイが全然起きる様子がないから、思い切って顔に触れてみる。輪郭、ほっぺ、そして唇に。 すると急にセンセイの手が伸びてきて、私の手はセンセイに捕まった。 「寝込みを襲うなんて、お前、エッチだなぁ」 「センセイ!?いっいつから起きてたの!?」 慌てて手を引っ込めようとしたが、センセイは私の手を離してはくれなかった。
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