第一章

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「お前が戻ってきてからずっと起きてたよ(笑) 泣きそうになりながら俺を探す姿もバッチリみてたしね(笑)」 そう言いながら笑うセンセイ。 カッコイイ。。。 じゃなくて、私やっぱり子供みたいじゃん!!! 恥ずかしくて俯いていると、急に私の体は、センセイのところに引き寄せられ、抱きしめられる形になっていた。 「お前、本当俺のこと好きでしょ?」 そう言いながら私をぎゅって抱きしめるセンセイ。 もう何がなんだか分からなくなって固まってしまった私。 すると、上からまた笑い声が降ってきた。 「固まりすぎでしょ(笑)離してほしい?」 そう耳元で呟かれて、私はさらに顔が熱くなってしまったが、 「嫌。まだくっついていたい」 緊張で涙目になりながらも、頑張ってセンセイを見つめた。 「お前かわいすぎ。俺どうやって我慢すればいいんだよ。」 センセイはそう言いながら、私の唇を奪った。
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