第一章

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「私はもぅガキんちょぢゃないもん。センセイは、いつも私を子供扱いして遠ざける。ズルイよ。」 そう言いながら、ふて腐れていると、 「あぁもう、ごめんごめん。ひねくれるなよ。アイスでも買ってやるからさ」そう言って優しい笑顔で私を覗き込みながら頭を撫でてくれた。 「それが子供扱いって言うんですけど。」 ハニカミながらそう言うと、 「じゃあ大人な女性はアイスいらないわけ?」 そう意地悪に聞くから 慌てて 「アイスは食べます」 って言ってしまった。
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