世界の話

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ここは魔法世界。 この世界は五つの国で構成されていた。 朝焼けの国、日光の国、夕焼けの国、月光の国、真夜中の国。 五つの国には一人ずつ、王。 そして、五人ずつ伯爵と呼ばれる特別な存在がいた。 これらは家系で受け継いでいくのではなく、 王が死ねば伯爵のなかの一人が王となり、伯爵が減ればまた誰かが選ばれるというものだった。
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