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僕は生きる事に疲れ果てていた。
そう、あれはコンビニにいった帰りのこと。
いつもどおり見栄えの悪い弁当が並ぶ中、何でもいいやと適当に昼飯を買って、家に帰る途中ふと奇妙な考えが頭をよぎった。
違う道を使って帰ってみようか。
普通の人ならよくある考えかも知れない。
だが、友人から機械人間(理由はいつも同じ事を繰り返す様が機械みたいだったから、らしい。)
と呼ばれる俺がそういうことを考えるのは黄身が2つある卵と同じくらい珍しいのだ。
そんな俺がこのようなことを思いついたのは生きる事に疲れ果てていたからだと、俺は確信している。
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