外の世界

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でさっきの続きだけど、と将が思い出したように漣の方を見る。 「お前が帰った後心配だったから追いかけたんだよ、そん時にヘンな階段があってその上に居たんだって!」 「居たって何がー?」 「話聞いてなかったのッ!?」 のほほんと答える漣に将が目玉をひん剥く。花はケラケラと可笑しそうに乾いた笑い声を上げた。 「あぁ、腋見せ巫女の事? 見てねぇよそんな光景」 嘘ではない。漣が霊夢を見たのは“あっち”に行ってからだ。 「酔っぱらってたんだって絶対、実際その後のこと何も覚えてねぇんだろ?」 むぅうう、と花の言葉に言い返せない将は顔を思いっきりしかめて唸る。 「確かに見たんだけどなぁ」
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