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???「あれは94式45口径46センチ砲だよ」
孝治「あぁ?誰もわれ(お前)なんかに聞いとりゃ…」
喧嘩っ早い孝治が振り向きながら言うが途中で止まる
何事かと振り向くとそこには
聡「ぐ…軍人さん…孝治、謝れ!!」
孝治「いや…ああああの…す、すいません…」
目の前には真っ黒な第一種軍装(画像参照)に身を包み、肩には大将を表す階級章をつけた厳格そうな海軍軍人が立っていた。
???「いやいや、気にしないでくれ。ところで君達は海軍に入りたいのかね?」
聡「は…はい。わし…僕は戦艦に乗りたいと思っています。」
孝治「僕は零戦にのって敵機を撃ち落としたいです!!」
見た目とは裏腹に優しい声に戸惑いながらも背筋を伸ばし答える。
山本五十六「いやはや…それは嬉しいねぇ。あ、名前がまだだったね。私は山本五十六。…ところで、君達は時間あるかね?」
聡「や、山本五十六!!…さん!?僕は大丈夫です!!」
孝治「ぼ、僕も大丈夫であります!!」
五十六の口から出た言葉に驚きながらも声を張り上げる。
五十六「よかったよかった。君達を大和に案内したくてね。」
孝治、聡「や、大和に!?」
五十六「そうさ。君達のように関心を持ってる人はすばらしい。さ、行こうか」
数分後、車が迎えに来てそれにのり港まで行く。そこから沖に停泊している大和までボートで向かう。
五十六「そういえば君達の名前は?」
聡「吉原聡です。」
孝治「池田孝治です。
五十六「聡君に孝治君か。いい名前だ。…ついたようだね。ようこそ、私の船へ。」
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