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「どうしたの?1人なんて珍しいね」 『…まぁね。ちょっと1人になりたかったし』 「そう…隣、いい?」 幸村が遠慮がちに聞いてくる。 『…いいよ。別に』 あたしが言うと、幸村は隣に腰を下ろした。 「…こうやってゆっくり話すの、久しぶりだね」 『そういやそいだね。いつもあたしが急いでるからね』 「フフ…確かに。いつも寝坊してるんじゃない?」 『う゛…それを言うなよなよ😅』 他愛のない会話、幸村の声、仕草、笑顔… 幸村のすべてがあたしの心を掻き乱す。 ずっと蓋をしてた想いが溢れる… 『ねぇ…幸村…』
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