騒然の1日

2/30
前へ
/38ページ
次へ
―08:30 三(;'A`)「ハァ…ハァ…!!」 実にままならない。 今日ほど発音の良い「sit!!」はそう無いだろう。 よりによって終業式に何やってんだ自分は!! ((((  ) ) ) ) ) ) )ゾロゾロ 三(;'A`)「ハァ…ッ、間に合っ…ハァ…ハァ…」 何とか入場する最後列に追いつき頭の血が下りていく。 …やはり遅刻は心臓に悪い。 ( ^ω^)「ちょwwwwドックン駆け込みなうwwww」 昨日サーブをかっ飛ばした男―内藤ブーンがバカみたいに叫ぶ。つか叫ぶな。 (´・ω・`)ノ「黙れ元ピザ。遅ようドックン」 こっちに和み顔向けながら内藤に罵倒する男―綱木ショボンがこちらに軽く手を上げる。 ~(;'A`)「うぐぅ…ファイアテックがジトる…」 ( ^ω^)「うはww汗光ってるおwwwwよるなおw」 (;'A`)「マジ代われ。そして味わえ」 (´・ω・`)「ブレザーぐらい脱いでも大丈夫っしょ」 (((( ゚Д゚)φカリカリ 「間に合ったか鬱田。流石だな」 ブレザーを脱いでると、名簿に何やら書き込みながら担任―東風ミルナが笑う。 この人常時開口中だから笑うと締まりないな。 ( ゚Д゚)σ「校長の話ん時ゃ着とけよ」 (;'A`)「はいはい…っと」 ブレザーを床に脱ぎ捨て、素早くシャツの袖を―右は三回左は二回―折る。 あー涼し。体育館GJ。
/38ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加