騒然の1日

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たん、と。 瓦礫の山に登る人影。 (;^ω^)そ「しし、ショボン!?あぶねーお!!」 ボロボロのセーターからはみ出たシャツは瓦礫の灰に薄汚れ捲った両腕は細かい傷が無数に出来ていた。電柱倒壊の巻き添え食らったか? (´・ω・`)そ「ブーンじゃん。無事?」 ( ;ω^)「僕は大丈夫だお…でもドックンが…!!」 (;´・ω・`)「…っ!!」 どうやらブーンの友達らしい。ウチのクラスにいたかあんな垂れ眉?…とりあえずあそこから降ろさないと。 Ω「と、とにかく!!いつ崩れるか分からないからソコを降(# A )「ぅらぁ!!」…り?」 窓際―まだ電柱の名残が目立つ所から、真っ直ぐ天井に伸びた腕…腕? ( ω ) ゚ ゚ (´ ω `)  ゚ ゚ Ω ゚゚ その後…数秒間は拳を天井に突き出してたけど、不意にペタッと瓦礫に手を着くとバンバン叩き始めた。かすかに声も聞こえる。 Ω「た…すける?」 (;^ω^);´・ω・`)「…まぁ、はい」 =============================
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