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( ^ω^)「ままならねぇおー」 土曜日、大抵の私立校にある六日目の登校日。体育館に気の抜けた声と打撃音が響く。 ('A`)「まぁ耐えろよ。明日過ぎりぁ冬休みだし」 人の良さそうな笑みを浮かべた生徒が、壁に向かってバレーボールを投げ続けている。 ( ^ω^)「おっ、いたのかお」 ('A`)「てめ回り見ろよ。死ぬぞ、俺が」 ( ^ω^)「なにそれこあい」 互いに一切視線を合わせず、笑う生徒の投げては戻るボールを眺める。 ('A`)「してブーン、試あi( ^ω^)「出てないおwwダルいwww」ですよねー」 ( ^ω^)「して、ドックンは試合には出たのk('A`)「ニ試合全負け」ですよねー」 ようやく二人は互い視線を合わせた。笑顔の生徒はジャージ越しにも分かる程度に小太りで、余り動ける印象は無い。
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