第0章 始まりはいつも突然に

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よく近づいてみると、その謎の裂け目の中には目がたくさんあった。 悠司「なんか、吸い込まれそうだなこれ。」 まぁ気になるけど、そろそろいい時間だし帰ろう。 ?「あら?気になるなら、入ってみればいいじゃない。」 悠司「へ?」 不意に後ろで女の声がしたと思ったら、背中に押される感じがした。 そして俺は裂け目の中を真っ逆さまに落ちていった。 悠司「うおおおぉぉ!」 最後に俺の目が捉えたのは風になびく金髪と回る日傘だった。 ?「うふふ…一名様ご案内~」
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