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どうやら昨日、目が合ったのは勘違いじゃなかったらしい。 江口君のことを見ていたのがバレていたのかと思うと急に恥ずかしくなった。 江口君は私が答えないのに気づいて、予習しようとつぶやいて、机にむかった。 私は、いつものように時間を過ごせないので、本を読んでいた。 しばらくして、江口君は朝練のために教室からでていった。 教室に1人になって、また目が合ったことを思い出して恥ずかしくなった。 そしてその日の帰りはグランドに目も向けずに家に帰った。
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