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「恋愛感情って…なにさ、」
私は一人、夜空を見上げながら、ぽつりとほざいてみた。
「クレス。」
と、後ろから、誰かが私を呼んだ。
「…!クロウ…。」
私は戦闘体制に入る。
「今は…戦うつもりは無い。ただ、お前を見かけたから来ただけだ。」
敵意を感じない…。
なので、武器を下げた。
「近づいても…いいか?」
「敵意がないから、良いよ。そして、聞きたい事がある。何故敵になった。」
「…さー、なんでだろうねぇ、」
「言いたくないのか?」
「言えないのさ、」
「そうか…。頼みがある、私からの頼みだ。」
「なんだ?」
「私と共に、戦ってはくれないだろうか?あの時の様に…。」
「…悪い、それは出来ない。俺は…お前を壊したくは無い…から。じゃあな…。」
「クロウ!…またいつか、会えるか?」
「ああ、次に会う時は…敵かも知れないが…な、」
知っている、
クレスは、俺を
ただの友人としか
見てない事くらい、
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