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「頼むよ!レイ!」
「まぁ…考えてた所だったし、…君の体が拒絶しなければ、恋愛感情の種を植えるよ、」
クレスの凄絶な頼みに、レイは答えた。
それに対して俺は、
「拒絶?そんな事もあるのかよ?」
「ああ、今まで無かった物を取り入れるのはクレスには少なからず危険が伴う。
拒絶されてしまえば、クレスの記憶は完全に消える。
まぁ、その心配をして、私はクレスの記憶(データ)のコピーをしてるんだが…、そんなに急ぐ事もなかろう、
…よし、明日の夜、感情の種子を植えるとしよう。」
「…わかった。」
クレスは静かに返事をした。
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