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いきなり辺りが光だし、
目の前に現れた少女。
彼女と目があった。
赤茶色の綺麗な瞳が
僕の目を見つめた。
「貴様が水無月刄夜斗だな?」
「え…あ、そうだけど…。」
「私はクレス。貴様に一生仕える者らしいぞ…。」
「あの~…まだよく理解出来ないんですが…。」
「フッ、私も貴様のような馬鹿を守護するなんぞ、意味が分からんわ。
まぁ、ごちゃごちゃ言ってても始まらぬ、今日から貴様の家で暮らすぞ?」
「えぇ!?」
「大丈夫だ、周りから私が見えても、人の姿をしている。それに私は機械だ。腹は減らぬ、」
「…しかたない。」
でもその時の僕の判断は間違っていたのかも知れない。
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