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その日の体育館裏…。
…ドンッ!
「なんで貴様が此処にいる!」
「やだなぁ、そんなに怒らないでよ、…ぐっ!」
クレスはクロウを殴った。
「…ねぇ、なんで?敵なんでしょ!?殺さないの!?
もう…訳わかんない…。」
「殺す…ねぇ…、お前は俺の一言で死ぬことも出来る…。」
「何よ、言って見なさいよ…、言え…っ!!」
「お前も困惑すれば、…ただの女だな、
俺は…お前が好きだ…。」
「嘘だ…そんな筈は…なんで…いや…イヤぁぁぁあああ!!」
一気に静まり帰る。
クロウは瞳の光を失ったクレスを、抱きしめた。
「クレス…ごめんな…、」
そしてクロウは立ち去ろうとした。
「待て、クロウ。」
「…レイ…と、刄夜斗…。」
「人を『居たのか、お前、』みたいに付け足すな、
お前にも用がある。一緒に付いてこい。」
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