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「…ッたく、意味分かんねぇ…。」
俺はそう吐き捨てると、外に出ようと、玄関に向かった。
アイツにここで待ってろとか言われたけど…、
待っている気なんて、1mm程もない、
…確かに、アイツの翼をみて、アイツが人間じゃないことは分かったけど…、
俺が魔王の子供なんて信じられたもんじゃない、
第一、俺は普通の学生だぞ?
んだ、アイツ無駄にスキンシップありすぎ…、
…いや、そんな事はどうでもいい。
ただ、そんな事で、俺のスクールライフに邪魔が入ってもらっては困る、
…自分で言うのも何だが、ルックスは良い方だし、それで女子にチヤホヤされんのも、悪くない、
ただ、本当の事を言ってしまえば、アイツが真面目に邪魔なだけ…。
とりあえず、アイツのところに行こう、
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