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とまあ、普通じゃないわけなんだ。見た目からしてすごく普通じゃない。すべからく普通じゃない!
という、とんでも学園なわけで。取り敢えず諸君らにはそれを理解して頂きたい。
そして、そんな中で、俺が出会ったのが今では友人Aになった流石弟者だった。
(´<_` )「…………」
今ちょうど横でイスに座って俺が貸したライトノベルに眼を通しているそのヒト。顔は至って普通だと思う。やさしい黄緑をした髪が短髪に切り揃えられており、最初に見た時は爽やかな印象を受けた。
喋ってみると中々におっとりとしたところがある落ち着いた奴だった。
いやいやいや。まあ、話の話題に出したのは俺だが、問題はこいつじゃないんだ。
こいつの兄だ。
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