中学との別れ

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一応今日ゎ晴れ舞台になんのになぁ… 「はぁ~ まぁ仕方ない、このまま行くか。」 諦めた俺はリビングに向かう。 「おはよう」 母さんが笑顔で言ってくれた。 母さんの笑顔とか久しぶりに見たなぁ。 まぁ親不孝したから仕方ねぇけどな。 さて… そろそろ行くかな 今まで昼の1時起きとかだった俺は朝が苦手で、今日も時間ギリギリだからさ。 「じゃあ行ってきます」 笑顔で言った俺に頷いて返してくれた母さんは、それ以上なにも言わなかった。 俺にはそれだけで良かったため、そのまま玄関を出て学校へ向かった。 「さむっ…」 久しぶりに朝早く外に出た俺は、外の寒さに体を震わせた。 いやいや、寒すぎます。 吐く息が白すぎます。 地面よ…歩く度にサクサクッ言い過ぎです。 寒さに1人でツッコミながら学校を目指す。
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