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「良かったね…。」
誰かが遠くで言っている。
「有難う。」
僕が返事してる。
誰だろう?聞いたことある声…
懐かしい声…。
…………美佐だ。
「美佐…。また僕に会いに来てくれたの?」
「うん。」
美佐は笑っていた。いつもの笑顔で。
「美佐…有難う。」
「私は何もしてないよ。それより良かったね。おめでとうございます。幸せにしてあげてね。」
「約束するよ。直美も子供も幸せにするって…。」
「うん。絶対だよ。約束だからね。」
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