舞台紹介

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《ヘラクレス帝国》 コーラフス大陸の北方に位置する大国。北にあるため、冬場は殆どの港が凍結する。 したがって、馬車を主とした内部経済で国内経済をまかない、鎖国気味。十人ほどの大商人が経済事情を一手に引き受けている。 気候の厳しさからか宗教がなかなかの力を持っており、教皇の権力を皇帝が疎ましく思っている。妖や龍の存在は宗教上の理由で駆逐されており、一部が山奥に引きこもって生活しているといわれている。 軍事は度々他国に侵略行為を行っていたため、陸軍が主流。海軍も世界的な平均を維持している。これは国が広く、中央集権化が全く進んでいないので、国内が安定しておらず、内乱が絶えないので海軍にも力を入れざるを得なかったため。 常備軍は ○陸軍 領主毎に私兵を持つが、国家直轄の兵力だけでも200万を超える。私兵や鎮定領の兵力を加えると350万はくだらないと見られている。 完全実力性であり、将校に勝つための教育を施す《大和皇国》とは違い、基本的に将校は貴族からしか選ばれない仕組みとなっている。 ○海軍 ・一等戦船(あくまで大和皇国基準)《ウラジィミル》 ・二等戦船(モロゾフ) ・巡洋船団7 ・駆逐船団12 漕船が主流であり、帆だけの船はまず見られない。漕ぎ手は貧乏な農奴や奴隷で彼らの八割は二度と家に帰る事はない。
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